映画

幽霊島の掟

1961年 東映 大川橋蔵 時代劇なのだが本土から離れた南の島らしく、ちょんなげ、チャイナ服、ジャワ風、入り乱れている。幽霊島と言うのも話の筋とは関係ないようだ。幕末時代の鉄砲の密輸の話らしい。俳優が豪華でちゃんとそれぞれの見せ場を作っていて…

踊り子行状記

1955年、大映映画。 タイトルが踊り子なのだとすると主演が山本富士子のようだが、そうも見えない。 市川雷蔵が主演の感じがした。ただストーリーがつまらない。勝新太郎も出ていてキャストは豪華。勝新が二枚目を演じていた頃の作品で、のちに座頭市に…

次男坊鴉

市川雷蔵の次男坊鴉 雷蔵6作目の股旅物の映画で共演が嵯峨美智子。1955年 大映映画 内容お決まりの映画だが映像の風景、セット、映し方が良かった。 撮影が宮川一夫なのでうなずける。

怪竜大決戦

年末から年始にかけたユーチューブで「大魔神」と「怪竜大決戦」を見た。 『怪竜大決戦』が特に面白かった。東映の娯楽特撮映画だが、最近のCGよりは手作り感があって面白かった。悪役の大友柳太郎も、大蛇丸の貫禄が出ていて、自雷也役の松方弘樹よりいい。…

刃傷未遂

1957年の大映映画。松の廊下での刃傷事件の一年前に真逆の対応で吉良上野介を懲らしめる話。 伊藤大輔の脚本、加藤敏監督、の作品。単純なストーリだがの発想が面白い。

大川橋蔵と勝新太郎

悪名と若様侍などがユーチューブにアップ。順番に見て行こう。

はたらく一家

ユーチューブの成瀬作品を見ました。今回は「はたらく一家」。題名からしてプロレタリア文学ですが、成瀬に掛かると貧乏がプロレタリアになりません。 1939年作品 原作 徳永直 脚本 成瀬巳喜男 出演 徳川夢声原作自体が成瀬好みなのでしょう。坂口安吾は「こ…

旅役者

ユーチューブに成瀬巳喜男の初期の作品が多くあります。その中で今回は「旅役者」を見ました。何かの本で、「男が路地裏をうろちょろしているだけで、映画になってしまう」と言うような事を成瀬監督の映画に対して言っていました。まさにそのような映画です…

すっ飛び籠(1952年)

監督:マキノ雅弘 脚本:伊藤大輔 撮影:宮川一夫 主演:大河内伝次郎 ユーチューブで見ました。河内山宗俊の話ですが、監督、脚本、撮影、主演と一流がそろった映画です。中でも脚本が、好いですね。伊藤大輔の時代劇は最後が捕り方に囲まれて、壮絶な立ち…

座頭市海を渡る

ユーチューブに在ったので見ました。脚本が新藤兼人でちょっと話にひねりがあります。多分黒沢明の「七人の侍」を意識した脚本の様です。ここでは村人たちは、市を助けませんし、野党たちとも戦いません。それが妙にリアルで好いです。続けて見た「座頭市の…

テレビ版 座頭市

最近、ユーチューブのテレビ版の座頭市を見ています。 良くできた物が結構あります。 今日は、黒木和男監督の作品でした。 45分程度の長さですから、 ちょっとした工夫があれば、十分なのです。 そう言う作品でした。 やはり出演は、「竜馬暗殺」の 原田芳…

Bounty Hunter

ユーチューブで「賞金稼ぎ」を見た。 若山富三郎主演の映画のテレビ版で、 第一回放送「墓場なき兵士たち」 脚本が池田一朗。 全然見た記憶のない番組だった。 若山富三郎らしい、変わった時代劇だ。 あの頃だと多分見ないだろうという 内容だが、好みは年代…

カンフーハッスル

TRANSTVでカンフーハッスルを見た。 面白かったのは、いつも煙草を吸っている 大家の妻の口元の煙草にぼかしがかかっているのだ。 そして、ぼかしがある場面とない場面があるのだ。 インドネシアの禁煙事情と、いい加減さが窺える。 訳が分からない。

女番長ゲリラ

1972年の東映、鈴木則文監督、杉本美樹主演の映画。 インターネットでタダで見れる。 こういう映画は、出来が如何こうと言うより、 この年代の風俗、映画の傾向が判るのが面白い。 スケバン、ピンク、仁義、岡八郎、尼僧、赤色エレジー、 総括、いろいろ…

市に鳥がとまった

最近テレビ版の座頭市物語を見ている。 テレビでも映画のスタッフが作っている。 このタイトルでは、監督が田中徳三、 脚本が池田一朗、後の隆 慶一郎 音楽が、冨田 勲、 ゲストスターが石原裕次郎。 なんと豪華な顔ぶれ。

大酔峡

大酔峡は胡金銓監督が龍門客棧の前に撮った作品。 かなり昔に東京で胡金銓監督の 作品特集を見たことがある。 その時、これは見ていない。 当時香港では、座頭市が有名だったと言う話を聞いたことがある。 銭を楊枝で串刺しにするシーンなど似ているなと思っ…

子連れ狼

テレビ版の子連れ狼が、YOU TEBUで見れる。 第一回子貸し腕貸しつかまつる、 石井輝男監督らしく、片腕や胴田貫が飛ぶ。

座頭市

You Tubuで座頭市の映画をだいぶ見ることができた。 これからテレビシリーズ版を見ることにする。 アートシアター系の映画も、溝口健二も、かなりある。 文楽も、可楽もあって当分貧乏人は楽しめそうだ。